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なぜ、肉、卵、乳製品は摂らない方がいいのか(1)

最終更新: 2019年6月16日



<牛乳・乳製品について>

小学生の頃、学校の給食に必ず牛乳が付いていました。でも飲むことが辛くて、いつもクラスではビリ。なぜなら水で薄めていて、味が本来の牛乳では無く、フレッシュさも無いと感じていたからです。


赤ちゃんでもないのに、飲みたくないものを無理に飲まされるのは苦痛。

しかし社会では牛乳=カルシウム=骨にいい。

健康で大きな子に育つ。という概念が一般常識でした。 しかし、これが大きな間違いであった事が分かりました。

<牛乳の誤った認識>

牛乳は弱酸性で体内に入るとアルカリ性に変化する性質があります。よく耳にするカルシウムが入っていることでお馴染みですが、(牛乳100mlには約110mgのカルシウムが含まれれている)動物性脂肪・タンパク質が高いので、体内で酸性物質が生じ、大量に摂取すると『脱灰』(骨を溶かして中和する作用)が過剰に起きます。

また、牛乳に含まれているカゼインが凝固剤のような役割を果たし、カルシウムの吸収を阻害。リンパを詰まらせ、他の病気を誘発するそうです。

骨の健康にはカルシウムだけではなく、ミネラルを摂らないと意味が無いことも広く知られている通りです。 実は近年の調査で、肉や卵・魚・乳製品等の動物性食品を食べ過ぎると、からだが酸性に偏り、疲れやすくなったり、原因不明の体調不良が出たりする事が分かって来ています。

体内が酸性に偏ると、アルカリ性に戻そうとする働きが起き、身体は骨からカルシウム等のミネラルを摂る為、骨粗鬆症になったりすのです。

健康な人の血液の中のpHは7.4前後で大体中性になります。(食材は下記参照)

・肉、砂糖、脂肪分の多い食品 →酸性食品

・野菜、果物、大豆、海藻類→アルカリ性食品

ところで、牛乳や乳製品の製造過程の源となっている「牛」についても、深刻な酪農事情ががありました。

<牛の実情>

私は以前、趣味の野鳥撮影でよく各地へ出掛けていました。ある野鳥が現れる所の近くに、こじんまりとした牧場がありました。

「牧場」と言葉だけ聞くと、広々とした土地で放し飼いされているイメージがありますが、住宅街でも普通に酪農をされていらっしゃる方はいます。


その牧場は住宅街の内側に田畑があり、その畑の真ん中にありました。

少し覗いてみると、狭い場所に8頭程の牛が繋がれ、糞尿がひどくハエがたかっていましした。

この周辺の地図を事前に見て来ていたので、放牧できるような広いスペースが無いことに直ぐ気付きました。

(この牛達はこんな狭い牛舎で日に当たることなく、一生暮らすのかな。)

しかし夏は過酷・・・。想像しただけでゾッとします。隣の牛の肌が触れ合える程狭い中でクーラーも無く46時中いたら、とんでもなくストレスな筈です。今の状況でも過酷と言えるのに・・・。


その後も、撮影へ行く途中でこのような牧場とはいいがたい現場を目にしたことがあり、不衛生且つ不健康な状態で飼育されている牛達が憐れでなりませんでした。 一方、北海道のある小さな小さな牧場に宿泊した時は、こちらはどちらかというと競走馬の育成兼牧場であり、馬が主体でしたが牛もいましたました。1頭1頭に余裕のあるスペースが与えられていて、放牧エリアもあり、ご家族の方も親切で優しく、牧場でのお仕事や馬や牛について教えて下さいました。

このように放牧型の牧場は日本ではまだまだ少ないそうです。

実際多くの牛や豚達は、私達が想像している以上にもっと過酷な環境で飼育されているのです。



酪農家で体験した方のお話しを紹介いたします。

↓一部抜粋して構成しています。 経済動物としてしか扱われない牛には、約畳一畳分のスペースしか与えられず、牛は一生のほとんどをそこで過ごすのだ。

そこでびっくりするのが、その寝床がゴムマットであるということ。糞尿をそのマットの上でしてしまえば、ぐちゃぐちゃになったそこは、まるでスケートリンク状態。足元が滑って寝起きすることさえ困難になってしまうのだ。寝起きにさえストレスを感じてしまう現状。


牛は、生まれた瞬間に母牛とはすぐに引き離される。母牛から直接母乳をもらうことなく人間から人工的に作られた代用乳をたくさん生産してくれる牛になるように育てられる。生まれて3カ月もすると、子牛の頭から角が目立ってくるようになる。角がまだ小さいうちに焼きごてなどの方法を用いて角をとってしまうのだ。


「でも、かわいそうだけど仕方ないんだよ、経済動物だからね」と言われてしまえば、言われた方は諦めてしまう。私も実際そうだっった。


北海道で研修生としてはじめて現場を知った時、どんな残酷な現実を目の当たりにしても、経済動物という理由が全てをはぐらかしていた。雌牛は分娩後、2~3カ月後に再び人工授精され、妊娠しながら乳を搾り取られるということになる。これは牛にとっては大きな負担で、2~3回それが繰り返されれば牛の体はボロボロ。内臓はフル稼働で休む暇もない。


疲れきった牛は様々な病気を発生し、能力も限界を迎え、用無しとなった牛は肉として売られて一生を終える。人間でいえばまだ30代くらいの若さだろうか。大体3回くらいお産ししたらもう廃用。乳牛として今まで乳を搾られてきたホルスタインも、最後には肉として処分される。


健全な飼いかたをしていればその2倍以上生きられるのに、短い間に牛を酷使する今の酪農スタイルが、牛の体をぼろぼろにしているのだ。残念ながら、これが日本にいる牛の現実。」 ほんの一部ですが、信じられない内容に愕然としました。

子供の頃に飲んでいた牛乳。あれは確かにまともでは無かった・・・。


改めてそう実感した内容でした。

勿論、牛のストレスが無いようきちんと放牧し飼育されている酪農家さんやそれに取り組もうととされている方もいらっしゃいますが、まだまだ少ないようです。


更に夏の暑い時期に無理やり出産させようとしたり、改良牛を行う為、大量に穀物を食べさせ、牛の体を農薬と抗生物質漬けにしたりと、消費者側では知らない事実もあり、そのレポートは下記リンクに詳細に記されていますので、是非ご一読ください。

詳細はこちら↓


◆畜産農家で働いて(1) ~(7) 「自分が人間であることに罪の意識を感じるようになってしまった」


必要な分だけで良いのに、人間のエゴが

拡大した為、牛達の過酷で悲惨な状況は改善されないのです。


ただ、牛乳や乳製品を全否定しているのではなく、母乳の代替として粉ミルク等があるように、嗜好品以外で最低限必要な場合もあり、我々の社会でとても助かっていることも事実です。


ご自身で牛乳や乳製品の摂取が必要と思われる方は、良質のものを選別し、適度の量を摂り、phが中性になるよう心掛ける事をお勧めします。


人間の傲慢さや欲があると、必ずいいモノは作れません。他国に比べて動物に対する扱いは日本はとても遅れています。お一人お一人が「食」について見直す時が来ています。


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