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執筆者の写真pikaichi

ファスティング:なぜ病気が治るのか

更新日:2019年12月5日


私達が次元上昇していく為には、ある程度体を軽くする必要があります。


それは無駄な贅肉や脂肪(体に取って害を及ぼしている不要なものや不純物)を落とし、健康で神聖な状態にしておく事が望ましいのです。 贅肉や脂肪=欲の結果とも言えます。 意識だけがクリアでやる気になっていても、肉体が追い付いていない場合があるのでそのどちらもバランスが大事になります。 そして健康と病気治療に手っ取り早いのが肉体では「断食」という事をお伝えして来ました。 私自身も休日は夕食1食しか摂っていませんが、胃が小さくなって日中でも空腹で耐えられないような事は起きておらず、体系を保っています。 そうは言っても、断食することで本当に病気が治るのか?自然治癒力が向上するのが?きつくないか等、様々な疑問がある方へ化学的な実験からそのメカニズムを今回ご紹介いたします。 <病気が治るメカニズムとは> 絶食療法は、既に55年も前からロシアやドイツで科学的に研究されていました。(最後に参考にしたビデオをリンクしています) <ロシアのゴリアチンスクの研究> 病院では 数千人の患者を対象に絶食療法の記録が取られ、その記録には、喘息、糖尿病、リュウマチ、アレルギー、うつ病、統合失調症等が治ったそうです。

<ロシアでの絶食療法の内容> ・食事は摂らず水だけ。 ・2~3週間の断食(個人の症状により) ・訓練を受けた専門家の指導、定期的 検査。

<絶食療法の特徴> 1~3日の間は排出や解毒の期間として アシドーシス(激しあい頭痛・吐き気) が起きる。呼吸、血、心拍数が下がる。

  • その時期を過ぎると、自浄作用により、空腹感が無くなり、気力・体力も出て来て、普通に過ごせるようになる。

  • 頭も冴えて活動的になる。 

  • セロトニンが放出される事で幸福感がある。 <絶食療法のメカニズム> 1)人間に必要なブドウ糖は1日で無くなってしまう。

        ↓ 2)この為、筋肉に蓄えられたタンパク質 からブドウ糖を作るようになる。         ↓ 3)その後、タンパク質を温存し、今度は 脂質を分解してブドウ糖を作る。ケトン体 となり脳に栄養分を供給する。 ※なお、ビタミンC、D、Eが一時的に 不足するが重大な不足にはならず、栄養 失調に陥ることもない。

<患者の意見> 絶食療法は体力を消耗するのではなく、浄化される事、健康体へと変化の喜びを感じることができる。と話している。

<様々な疾患に効果を齎す> 気管支疾患、心臓血管疾患、胃腸疾患、内分泌疾患、消火器疾患等に多くの有効な結果を残し、科学アカデミーは結果を公表したが、これがそれ以外で公表されることはなかった。


当時は中々認められたかった理由に、絶食療法が注目されれば、医薬品の売り上げが減る事になる、その事が製薬会社への脅威となっていたと考えられています。 ドイツでもファステイングは実施されていて、人口の15%~20%は既に絶食療法を経験済との事です。

<ドイツ:ブヒンガークリニック> 1日2回 スープとフルーツジュースでアシドーシスの症状を和らげ、また適度な運動を取り入れています。 1000人実施した後の追跡調査では半数の患者が7年後も適切な生活を守り良好な状態との記録があります。

<加齢を遅らせ、癌を治す> 南カリフォルニアの基礎老化学を専門にされているヴァルター・ロンゴ准教授。アルツハイマー病、癌など年齢とともに現れる加齢の疾患を全般的に遅らせる研究をしている。 <癌治療:マウスの実験> 絶食にはあらゆる種類の毒素から体を守ると考え、マウス2グループで実験。 癌を発症させたマウス A)エサを与えたグループ B)48時間絶食したグループ 2つのグループに重度の副作用を起こす高容量の化学療法剤(3倍から5倍)投与。つまり抗がん剤のことですね。 <実験結果> 餌を与えていた方はみんな死んで、絶食した方がみんな生き残っていた。再度検査をしたところ、絶食チームは元気で毛並みも良く、餌を与えた方は生存率は35%という結果が出た。 <乳がんの女性での試み> ロンゴ准教授の研究に感銘を受けたノラ・クイーンという女性は絶食と化学療法の治療を行った。 化学療法の前に5日間の絶食。  →体調も良く仕事も続けられた。 続く2回の化学療法では副作用がひどかったが絶食を試みた。  →体が楽になった。副作用が軽くなった。疲労感や認知障害も少なかった。 絶食をせずに同じような化学療法の治療を受けた友人に比べてもかなり楽だったとの事。 <絶食が健康な細胞を守るメカニズム>  30億年の進化の中で、正常な細胞は守りの学習をしてきた。 栄養分が得られない飢餓等に直面した時は、細胞が出来る限り体を守ろうとする。 癌細胞は遺伝子が突然変異している為、細胞を守る進化の記憶がなく守りの体制が取れない。癌細胞はブトウ糖が少ない環境を嫌う。化学療法を施さなくても癌細胞にとって絶食は悪夢だということ。 とても素晴らしく興味深い内容でした。 ただ長期断食を行う場合は、医師に相談してからの方が良く、無理をしないことです。下記ビデオがその内容になります↓


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