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  • 執筆者の写真pikaichi

なぜ、肉、乳製品は摂らない方がいいのか(2)

更新日:2021年10月18日



私の家族はどちらかと言えば魚系で、元々牛肉や豚肉は殆ど食べることがなかったのですが、それでも幼少の物心ついた時、家庭の食卓に「手羽先」が出された時、とても衝撃を受けました。


父に「かわいそう」と言った時、「人に食べられる為に生まれて来ているから食べなさい。

肉はタンパク質があり人間の身体に必要なんだから」と言われ、泣く泣く食べている自分が嫌になりました(TmT)


そういう事に直面する度に(本当にそれが正しいのだろうか・・・)

人間に近い感情を持っている動物達を食肉用に飼育して殺して食するのが、残酷で何か間違っているように感じ、その疑問がずっと頭の中で渦巻いていたのです。


そして日月神示ひふみ神示)を知ってから、この事が一層オーバーラップして来たのでした。


「四ツ足を食ってはならん。共喰となるぞ。」

「日本人には肉類禁物ぢゃぞ。」


ここから先は残酷なお話しになりますが、現状をご存知ない方も多いと思われますので、事実として受け止めいただき、我々人間がしている事を認識して頂きたいと思います。


<鶏の屠殺について>

私が20代の頃、当時残業や徹夜が多く過酷な生活をしていましたが、ある日夕食用のお弁当を買ってきて、同僚と食べていた時の事です。


同僚は両親がペットショップを経営している影響もあり動物が好きだったようで、その時こんな話しを聞かされました。


「卒業後、動物関係の仕事に付きたくて学校で鶏の屠殺場を見学したことがあるけど、それがとても凄惨だったんだよ。一羽ずつ両足を括られ宙吊りにされ、レーンが動きだすと、その先に首を切り落とすカッターが待ち構えている。


一羽ずつどんどん首が切り落とされて行く。鶏たちは恐怖に慄き悲鳴をあげていた。

後で聞いた話しでは、鶏がバタバタ動いて首を上手く切断が出来なかった場合は、生きたまま熱湯に入れるのだと。残酷。あれはあまりにも悍ましい光景だったから、それ以来鶏肉は食べれなくなった。」


という事を聞き、鳥肌が立ちゾッとしました。(なんで今その話しをする?)と思いましたが、処分されている鶏を思うと自分がしてきた事に改めて罪を感じたのです。


それから数年が経ち、鶏だけでなく牛や豚も惨たらしい状態で屠殺されていたことを知りました。

牛や豚の屠殺についても見学した方のレポートを一部抜粋します。

<豚の屠殺現場にて>


「豚はすごく怯えて泣き叫んでいて、しかも、完全にわたしたちの方を見ていました。あれは絶対に助けを求めていました…。


そのあとの解体の流れは牛さん羊さんと同じ感じでしたが、なんだか頭数も多く、見学する距離がすごく近くて、そして何よりも..豚さんのぶら下がっている死体は、わたしには人間の死体にしか見えませんでした。

色んな理由で豚は人間にとても近い動物だと言いますが、本当だと思いました。

まるでバラバラ殺人の事件現場にいるようで、残酷すぎて、もう現実とは思えませんでした。


動物を食べる必要ないってことを、改めて確信しました。

飢餓ならまだしも、こんなに食料が溢れていて、たくさん選択肢がある時代です。

わざわざあんな風に動物を大量に育てて殺して、食べなくてもいいんじゃないかな...。


殺人となんら変わりないことが毎日平然と行われていること。

それも一般の人は何も知らずに、知ろうともせずに、食べ続けていること。

肉食が無くならない限り、人間にとっても平和なんて程遠いと思います。大量殺戮です。」


屠殺場見学のレポート↓



私は動物達が、恐怖も無く苦しまずに食肉にされているとずっと思い込んでいたので、さすがに衝撃を受けました。


私自身、覚醒してからある時スーパーの食肉パックが「人肉」のように見えてきて、それ以降、精肉売り場へは近づかなくなり、一切肉類は食べなくなりました。そして肉食自体が近年人体の健康を害することが分かってきています。


<肉は人体に及ぼす影響>

肉を食べると腸内で異常発酵が起き、毒素が発生する。それを放置しておくと、毒素は血液中を回り血管に付着したり血液を汚していく。そして組織に炎症を起こしやすくし、アレルギー疾患や腎臓病、癌を誘発する。また、肉を消化する為には大量のエネルギーが消費される為、免疫力を補う為のエネルギーは回らなくなってしまう。 肉を食べて体力が付くと言われる割に、何故か病気が多いのはこの為である。

その裏付けとして、肉食獣は狩りをする時以外は殆ど寝ている。狩猟活動と消化するエネルギーが大きいことで、無駄なエネルギーを消費しない為である。食べなければ消化活動をしない事により、エネルギーのほとんどを免疫活動に回すことが出来る。

一方、草食動物は肉食獣に比べて睡眠時間が短く寿命も長い。


<動物の睡眠時間>

トラ:15.8時間 ライオン:13.5時間

ウシ:3.9時間  ブタ:7.8時間


<豚について>

日本で飼育されている母豚たちの88・6%(14年調査)は妊娠ストールという、体がピッタリ収まる狭い檻に閉じ込­められて屠殺されるまでその場所でずっと飼育される。

そこでは方向転換をすることもできず、目の前に落ちて来る餌を食べるだけで、糞尿で不衛生になり、うつになる豚もいる。


ずっと同じ体勢でいることを強いられるため、血流が悪くなり皮膚の一部がただれたり、壊死したりする。この檻から解放されるのは種付けと赤ちゃんを産む時だけ。

妊娠ストール廃止は日本が各国の中で一番遅れているようです。


私も「妊娠ストール」に入れられた豚を何度か見たことがあります。定期的に放し飼いされれているものと思っていましたが、こんな悪質な実体があったとは夢にも思いませんでした。


<屠殺方法>

牛達は殺されると分かると、恐怖と悲しみの為、尻込みをしたり、動かなくなったり、死ぬ前に大粒の涙を流すそうです。


日本の牛はノッキングガンという銃で撃たれ、この時頭蓋骨に10cm程の穴が開く。その後、ピッシング(ワイヤを挿入して脳・脊髄を破壊する)の処理をする。全ての屠殺場でピッシングを使用されているかは不明。



失神したところを首を切って血を抜くが、あまりの痛みに意識を取り戻す牛も多いと言う。(昔は大きなハンマーで強打していたそうです)


豚はスタニングという電気ショックを与え、動けなくなった後、胸のあたりの頚動脈を切りり放血し、失血させる。

生きたまま失血させるのは、血液が固まってしまうと、血が肉に残ってしまうため。


電気ショックは強烈な痛みを伴い、豚たちは足をばたつかせることが多々ある。

明らかに、死ぬまでに彼らは恐怖を感じながら死んでいく。 詳細はこちら↓ ((世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌より))


動物達を食べる人がいなければ、こういう事にはならないのですが、私達が生まれてきた時代には、既に「食肉」社会で当たり前の食習慣になっていました。


人間が食べる為だけに都合よく改良され、狭い檻に入れられ、恐怖と痛みを感じながら殺されていく食用の動物達。

日本のみならず世界の大多数の国が肉食を取り入れたことは、最大の過ちだと思います。


<屠殺される頭数:平成28年度>

1日:約3,200頭 

1年間:約116万頭


1日:約45,000頭

1年間:約1653万頭


1日:約175万羽

1年間:約6.4億羽


しかし腑に落ちない点があります。それは我々日本人の行動。

私は調べていくうちにある矛盾点に気付き、更に深刻な食の実態を知る事になりました。 続く。

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